ソリッドモデリングの彫刻的視点は、大きな塊から不要な部分をカット
する方法です。木の彫刻や石の彫刻と同じでイメージ彫り込みます。
見えない部分、隠されている部分の断面に出来る形状やカットされた
後の形状を、常にイメージで想像しながらモデリングします。
立方体の大きな塊から不要な部分を彫刻のイメージで削っていき
ます。形状を作る順番が重要になります。

ソリッドモデリングは、彫塑的、彫刻的のどちらかを形状により選択
して、複数の要素を組み合わせて作成します。
押し出し 回転 孔 フレッドんど、フィーチャーと呼ばれる形状の
まとまり単位で立体を構築してフィーチャーベースモデリングです。
自動車など組立製品が複数の部品から作られているように、3次元
形状も立体、球などの、いくつものかの要素の組み合わせで作られています。

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現物 ⇒ 三次元測定・スキャニング ⇒

点群データ ⇒ ポリゴンデータ ⇒ CADモデリング

1、対象物を三次元測定にて、表面形状のデータ採取。
2、デジタイジングで採取した点群データを最適化します。
3、点群データから三角パッチのポリゴンデータを作成編集。
4、平滑化、簡素化、スムージング化などのポリゴン最適化。
5、測定データから特徴ラインを抽出、編集、作成。
6、引き出し、回転などのソリッドモデリング機能でモデリング。
7、フィチャー、ブーリアン演算で組立モデリング。
8、3D-CAD出力 IGES形式及びパラソリッド形式
測定データと作成中のリバースモデルとの誤差精度を
リアルタイムに確認しながらモデリング作業を行ないます。

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